
関ジャニ∞のメンバー3人が出演する『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)が、関西の深夜番組『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)を"盗作"する事件が起きていた。
探偵!ナイトスクープ DVD Vol.11 「ガオーさんが来るぞ!」編![]()
『ナイトスクープ』といえば、関西では言わずと知れた人気番組。
放送開始から20年以上にも関わらず高視聴率を叩き出し"関西のお化け番組"と称されている。
視聴者から寄せられた依頼について、レギュラーの間寛平、松村邦洋、竹山隆範ら探偵局員が調査を行うバラエティーで、視聴者の素朴な疑問から学術調査まで依頼内容は多岐に渡る。
番組にはロケ台本はなく、登場する素人の思わぬ言動が奇跡の展開を呼び起こすのも番組の見所のひとつ。
しかし、同番組の構成作家を務める百田尚樹氏が自身のTwitterで『ありえへん∞世界』スタッフの"ありえへん"実態を暴露したのだ。
問題となったのは、『ナイトスクープ』で5月27日に放送した「仲の悪い!? 二人の店長」というVTR。
大阪・なんばで串カツ屋を経営している男性からの「同じ店にいる二人の店長の仲が悪いので何とかしてほしい」という依頼を受け、探偵の松村が苦労の末に二人を仲直りさせることに成功した"名作"だったという。
ところが、放送後に同番組のスタッフが串カツ屋に顔を出した際に「『ありえへん∞世界』のスタッフが『ナイトスクープと同じVTRを撮りたい』と言って店に来た」ことを店長から聞かされたという。
さらに呆れるのは「自分たちは仲良くなったので喧嘩はできない」と主張する店長に対し、
テレビ東京のスタッフは「もう一度喧嘩をしてください」と依頼した上で「この通りにやってほしい」と、喧嘩のセリフまで細かく書かれた台本を手渡したそうだ。
この事実を聞き、経緯をツイートした百田氏は「最低最悪のやらせである!」と怒りをあらわにしている。
「『ありえへん∞世界』は2008年に深夜番組でスタートして、昨年秋からゴールデン番組に昇格しました。
ほんまに関ジャニ∞!!(1)![]()
マニアックなネタが関ジャニの大阪ノリとマッチしていて楽しい番組だったのですが、企画をパクってたなんてメンバーが知ったら......。
『24時間テレビ』(日本テレビ系)も控えているのにメンバーにまで悪いイメージがついちゃいそうですね」(関ジャニ∞のファン)
この"ヤラセ"を持ちかけた『ありえへん∞世界』は「放送倫理の観点から非常に質が悪い」として先月10日、放送倫理・番組向上機構(BPO)が審議することを発表。
1月に同番組が沖縄県南大東島の農家を取り上げた際、イメージ映像として米国の高級住宅地の建物を映したことなどについて「農家が補助金でぜいたくな暮らしをしているかのように、面白おかしくまとめており悪質」と指摘されている。
そもそも、同番組コンセプトをみても「視聴者から寄せられた『ありえへん』現象を徹底調査する」というもので『ナイトスクープ』を意識しているのは明らか。
番組内では他局が放送したネタに対して「ウチ(の番組)では100年前から扱ってたわ」とアピールすることが恒例となっているのだが、設定だけでなくネタまで、それも過剰な演出(=ヤラセ)で......となると救いようもない。
問題や批判が相次いで打ち切りになる前に、この"ありえへん"制作方針を見直すべきか。
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