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長谷川博己と渡部篤郎の共通点は「ダメ夫」!?

視聴率絶好調のドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)。
家政婦のミタ ドクターズバッグ
家政婦のミタ ドクターズバッグ


実際のところ、いちばん面白いのはタイトルと次回予告とCMであり、中身は案外「脱ぐ脱ぐ詐欺=ミタ(松嶋菜々子)が脱ぐかと思わせて脱がない」「刺す刺す詐欺=ミタが長女(忽那汐里)を刺そうとしているように見せかけて、全くの肩すかし」のようなパターンが多いように思う。

話題性とインパクトは抜群だけど、実はコケオドシがほとんどで、毎回たいしたことをやっていない作品の中で、どうにも気になってしまうのは「ダメ父」を演じている長谷川博己だ。

不倫・離婚の申し出によって妻を自殺に追い込み、妻が死んだ後も不倫相手のケツを追い掛け回し、わが子のことも「本当に愛しているのか分からない」と平気で言ってのける幼児性たっぷりの男。
何かというと、すぐにうろたえ、家政婦相手にグチを漏らし、相談した挙句にスルーされ、ことあるごとにみっともなく激昂&絶叫する。

おそらく演技がうまいからなのだろうけど、情けなくて小心者で身勝手で、ヒステリックに自分の感情ばかりを喚き散らす役が、不愉快なほどにハマッている。
でも......、なんかこんな感じの父親は既視感があるんだよなあと、どこか引っかかっていた。しかも、けっこう最近に見た何かに似てる。

と思ったら、今年1月から放送されていた『美しい隣人』(フジテレビ系)で、隣人・マイヤー沙希(仲間由紀恵)に翻弄され、妻(壇れい)に追及されると、なぜか「ねえっ、んねえっ」「○○なのっ!?」「~じゃないっ!」とオネエ言葉で喚き散らしていた夫を演じた、渡部篤郎の演技プランにそっくりなのだ。


「うろたえて声を裏返らせ、ヒステリックに叫ぶ不倫ダメ夫」が2011年の裏テーマなのだろうか。

そういえば、いつも謎の笑みを浮かべていたマイヤーと、「笑ってはいけない」ミタと、感情が見えない点では同じ。
また、いずれも自分の子を失っているという悲しい過去を持つ点も同じ。

局もスタッフも違うのに、話題性豊富なところ、ネタ感たっぷりなところ、予告がいちばん面白いところなど、いろいろ共通している。

そして、渡部と長谷川、いずれも「女ネタ」豊富な俳優だということまでも......。

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