
来年6月に「市川中車」の名前で歌舞伎役者としてデビューを果たす香川照之(46)。![]()
半年後の舞台に向けて日々、猛稽古……かと思ったら、「いまだに歌舞伎の稽古はゼロ。香川自身も時間がないとあせっているそうです」(歌舞伎関係者)。
たしかに、香川はドラマ、映画に出ずっぱりだ。
ドラマは「南極大陸」(TBS)と「坂の上の雲」(NHK)に出演。
映画は今年だけでも「あしたのジョー」「アンフェア the answer」「ラビット・ホラー3D」「カイジ2」「山本五十六」など7本が公開だ。
それぞれの公開時はマスコミ取材に連日対応している。手抜きは一切ない。
10月からは来年公開の映画「鍵泥棒のメソッド」がクランクイン。
今後は「るろうに剣心」の撮影も控えている。
さまざまな作品に引っ張りだこなのは、役者冥利に尽きるだろう。
が、これでは歌舞伎の稽古をする時間がないのも当然だ。![]()
「歌舞伎の稽古は幼少期から舞台に立ち、体で覚えるもの。いくら香川が、台本の覚えが早く演技もできる本格派俳優でも、わずか半年で歌舞伎の型を完全にマスターするのは無理。中途半端なまま舞台に出れば、他の役者から反感を買う。すでに、“歌舞伎をナメるな”という声も出ています」(歌舞伎関係者=前出)
舞台でしくじれば、積み上げてきた評価もすべてパーだ。