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猫ひろし、まぼろしに終わったロンドン五輪への道のり

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国際試合で好成績を残し始めた頃、
2010年12月にアンコールワット国際ハーフマラソンで3位入賞がきっかけに
カンボジア側からの五輪代表への打診があり、
2011年2月に カンボジアへの国籍変換の手続きを申請、
受理されることがほぼ確実になったことで、

同年6月21日には
カンボジアオリンピック委員会のバス・チョモラン理事長とともにマスコミ向けの記者会見に臨んだ。
この会見で2012年のロンドンオリンピック男子マラソンにカンボジア代表として出場することを目指していること、
国籍変更ができた場合は
同年11月にインドネシアで開催される東南アジア競技大会にカンボジア人として出場することを公表。

11月9日にはカンボジア国籍を取得し、同月16日には代表選考レースに臨んだ。
なお、練習拠点は国籍変更後も日本である。

2012年3月25日、ロンドンオリンピックのカンボジア代表に決定したことが明らかになった。

国籍を変更してオリンピック出場を目指すことに、
日本では倫理的な問題が指摘されている。
有森裕子は「これが本当にいいことなのかと考えると、複雑な気持ちだ」と発言している。

しかし、カンボジアではほとんど論争となっていない。
カンボジアではマラソンは人気のあるスポーツではないため、
世論の反発は少ないと考えられている。

北京オリンピックでカンボジア代表だったヘム・ブンティンを差し置いて代表に選ばれた理由には、
ブンティンがカンボジアオリンピック委員会と対立していることと、
日本向けにカンボジアのマラソンをPRしたいカンボジア政府の意向があったという説が挙げられている。

一方で、
代表としての資格に疑問を抱いた国際陸上競技連盟がカンボジア陸連に説明を求めていることが2012年4月12日に明らかになり、
2012年5月8日には国際陸連は国籍取得から1年未満であることと、
連続1年以上の居住実績がないことから参加資格を満たしていないと正式に判断、
特例も認めないことをカンボジア陸連に通達した。

カンボジア側は決定を受け入れると報じられており、ロンドン五輪への出場は消えた。
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