
ザ・メッセージII ニッポンを変えた経営者たち 鈴木敏文 セブン&アイ HLDGS.セブン-イレブン・ジャパン イトーヨーカ堂先月27日、セブン-イレブンなどで「セブンプレミアム100%MALT」という、いわゆるプライベートブランド(以下、PB)ビールが発売された。
「最大の注目点は価格。350mlで198円と、ナショナルブランド(メーカー品の意。以下、NB)のビールより1割ほど安いんです」(経済ジャーナリスト・荻原博子さん)
“安かろう悪かろう”という心配はないのか。
「製造元はサッポロビールですから、味や品質が劣ることはありません。
この商品に限らず、最近のPB商品は大手メーカーが製造していることが多いので、品質上の問題はまずありません」(流通ジャーナリスト・西川立一さん)
「なかでも安心感が強いのが、コープのPB食品。
商品設計から原材料の管理までしっかり行っていて、ネットで商品情報も検索できるから便利です」(前出・荻原さん)
フードコーディネーター・山田有香さんの話。
「イオンも以前からPBに力を入れています。
『トップバリュ』のキムチやカップ麺、冷凍うどんなどはNB以上の味に仕上がっています」
食品以外にもある。
「いま私が一番注目しているのは、家電量販店のラオックスが販売するPB電動アシスト自転車『タスカルシティ』。リチウムイオンバッテリー搭載で37キロ走行可能。NBだと10万円以上する性能の商品が、なんと5万9800円。
また、LED電球では家電量販店ノジマのPB商品『ELSONIC』。NBの60W相当・電球色のLED電球は1000円以上しますが、こちらは698円。
シャープ製のLEDを採用しています」(家電コンシェルジュ・神原サリーさん)
「イオンや一部ホームセンターなどで販売されているPB乾電池はNBの3分の1~4分の1の価格」(ITジャーナリスト・海老原昭さん)
ただし、注意点も。
「値引き競争激化で、セール期間中にはPB商品よりもNB商品の方が安くなっていることもあります。
なので、『PB商品が絶対に安い』という思い込みは禁物。必ずNB商品の値段もチェックして」(前出・西川さん)
ブランド志向は時代遅れか。

PB「格安・高品質」競争の最前線 日本経済新聞社編
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