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1830m(2CD+DVD) AKB48フジテレビのきくち伸プロデューサーが、同局の音楽番組『MUSIC FAIR』で“口パク禁止”を決めたとブログで明かした。
これまでにも『僕らの音楽』『新堂本兄弟』といった同局の音楽番組で口パクがNGになっており、生歌にこだわる姿勢を見せている。
きくちプロデューサーはブログで「『多くの視聴者がカラオケや口パクでも一向に構わないと思っている事も、充分把握し』た上で
『多くのゲストを擁する音楽番組としては、画期的な取り組み』に挑みます!」と宣言。
「歌手であるからには、フツーに歌えることが絶対条件だと思うので」として、
一部で口パクが常態化している音楽界に問題提起するかのようなコメントも綴っている。
この宣言はネット上でも話題になっており、「大歓迎!」「やっぱり歌番組なら生歌の方がいい」「やっと普通の音楽番組見れるのね」といった賛同コメントが数多く書き込まれている。
その一方、「ダンス中心のグループやアイドルが出られなくなるのでは?」といった心配の声も上がっているようだ。
前述したように、音楽番組での口パクは常態化しており、AKB48やジャニーズタレントなどが出演する際は口パクが当たり前になっている。
たまに生歌を披露することもあるが、昨年8月に放送された『FNSうたの夏まつり』ではAKBが代表曲「ヘビーローテーション」を歌うも、複数人で歌っているにもかかわらず音程がバラバラ。
しかも歌に気を取られてかダンスも雑になってしまい、ネット上で“放送事故”と揶揄された。
また、一昨年末の『FNS歌謡祭』でも「嵐の生歌がヤバイ」「下手にも程がある」と話題になり、「口パクの予定だったのに歌声が流れなかったのでは?」といった憶測を呼んだ。
アイドル系は技量的に生歌が放送レベルにまで達しておらず、ダンスに重点を置いていることもあって口パクに頼っているケースが多いようだ。
とはいえ、ももいろクローバーZやモーニング娘。、SUPERGiRLSなどのアイドルグループは以前から生歌で勝負しており、他のグループも努力でクリアしていくべき問題なのかもしれない。
しかし、技量の問題で口パクに頼っている場合だけでなく、口パクが前提となっているアーティストも存在する。
「きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeは、CD音源では歌声にエフェクトをかけていますが、それをライブで再現するのは難しいため、音楽番組では基本的に口パク。
ボコーダー(エフェクターの一種)ではなく音声加工ソフトを使用しているため、リアルタイムで再現することができないのです。
生歌と口パクを交えて歌うくらいなら可能でしょうが、もし全て生歌にしてしまったら、本来表現したいテイストとは違ったものになってしまう」(音楽関係者)
きくちプロデューサーは「フツーに歌えることが歌手の絶対条件」と記していたが、Perfumeなどは音声加工が前提のアーティストであり、口パクを否定されてしまうとパフォーマンス全体に影響が出てしまう。
かといって、そういったケースだけを特別扱いして口パクを許せば、他のアーティストから不満が出ることも考えられるだろう。
きくちプロデューサーは「画期的な取り組み」と意気込んでいるが、音楽技術の進歩や多様化もあって非常に難しい問題となっているようだ。

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