
多くの日本人を感動させた小惑星探査機「はやぶさ」をめぐる映画が相次いで製作され、異例の競作状態だ。
すでに2作が公開され、2~3月にも新作が封切られる。どれが一番おもしろいか?
2010年6月に地球に帰還した「はやぶさ」。
何度も重大なトラブルに見舞われ、まさに満身創痍ながら任務を果たした探査機は、「感動で泣けるネタはないか」と探し回る映像業界にとって救世主となった。
競作となったのは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が、はやぶさの意義を広く国民に知ってもらうため、どの映画会社にも協力した結果だ。
「ホンネは『ウチで独占したかった…』という会社ばかり」(映像プロデューサー)。
4作ある映画の先陣は昨年5月14日に角川映画系配給で公開されたドキュメンタリー「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」。
プラネタリウム用CGアニメの手直しだが、週間の観客動員でベストテン入りし、ブームを証明した。
残る3作は実話ベースのフィクション。
登場人物にもモデルがいるから内容が似通ってしまうのは当然だが、人間ドラマで大きな違いがある。
同10月1日に公開された「はやぶさ HAYABUSA」は、20世紀フォックス映画配給。
「笑点」の司会でおなじみの桂歌丸(75)が3度目の腰の手術を受けることが分かった。
俳優・三浦友和の発言に注目が集まっている。
ことの起こりは今月17日に都内で行われたた映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の3Dプレミア試写会でのこと。
ALWAYS 三丁目の夕日'64 情景フィギュア
この映画では東京オリンピック女子バレーボールで金メダルを獲得した“東洋の魔女”たちを応援する姿が描かれているのだが、三浦さんは当時、自分も見ていたという東洋の魔女の思い出について語り「白黒テレビで拝見しましたが、(女子サッカー日本代表の)なでしこ(ジャパン)が優勝したときの感動の10倍、20倍だった。国をあげての応援はこういうこと」とコメントした。
この発言に対し一部のネットユーザーから「なでしこを卑下している」「ただの懐古趣味だ」との意見が2ちゃんねるに多く寄せられた。
もっともこれらの発言には当然、批判もあったようでスレッドは大いに荒れたようである。
実際、東京オリンピックでの日本の熱狂は凄まじくその視聴率は60パーセント以上とスポーツ中継としては史上最高の数字を叩き出し、日本は空前のバレーボールブームに染まった。
>>黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会60年史 女子バレー編
また東洋の魔女は、なでしこジャパンとは違い、最初からマスコミに注目されてきた存在であった。そのため「国をあげての応援」の意味には「なでしこジャパン」を後追いで持ち上げていたマスコミに対する批判の意味もあったのでは、との三浦の擁護派の意見も目立っていた。
しかし、スポーツに対する感動を単純に数字として表したという三浦の発言は軽率であるとの意見も多く結局、三浦友和は自分の株を落としたという結果に終わったようだ。
これまで「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ公開直後には絶えず「古きものを誉める」という風潮に対する議論がネット行われていたが、公開前の出演者の発言で白熱するというのは初めてのこと。
ALWAYS 三丁目の夕日'64
既にマンネリとの声も聞こえてきている「ALAYS 三丁目の夕日'64」は、この風潮にどう戦っていくのか?