
横浜からFA宣言した村田修一(30)と3日に初交渉した巨人。
条件は「3年8億円」「2年6億円」「2年4億円」とバラバラに報じられているが、出来高を含めれば、1年3億円近い契約になるという。
FA選手の年俸は「初年度は現状維持」と野球協約にあるため、1年目の年俸こそ2億2000万円だが、2年目は2億5000万円から3億円以上に自動的に昇給する契約になりそうだ。事実上、「3年9億円」もの破格の条件である。![]()
2012年報知ジャイアンツカレンダー【読売ジャイアンツ】【読売巨人軍】![]()
同じく獲得を目指すソフトバンクの杉内俊哉(31)には、それ以上の「4年20億円」の大型複数年契約を用意。
そして、ソフトバンクを自由契約になった今季19勝で最多勝投手のD・J・ホールトン(32)には、さらなる大金をブラ下げているという。球界関係者がこう言う。
「今季年俸5000万円のホールトンがソフトバンクとの残留交渉で決裂したのは、金銭面で折り合わなかったから。4倍増となる2億円程度の提示をされても、ホールトン側はハナもひっかけなかった。小林取締役は『他球団に負けない条件のはずだが』と困惑したが、巨人はその倍以上を用意しているというのだから、とても勝負にならない」
巨人のチーム関係者は「ホールトンには、退団するラミレス分は払えるのではないか」と話しているという。つまり、最大で「年俸5億円」。ホールトンにとっては夢の「10倍増」となる。
昨オフ、巨人の清武前代表は「特権をなくして一年一年勝負してもらう」と外国人選手との複数年契約を廃止したが、新体制になり撤回。ホールトン側への誠意として2年契約を提示する可能性もあるというから「2年10億円」。この3人だけで総額約40億円になる大盤振る舞いだ。
金満球団はやっぱり違う――などと驚いている場合ではない。巨人のあくなき補強はまだまだ終わらない。
2日に保留者名簿が公示され、巨人は12球団最少の50人だった。この中には国内FA宣言をし、移籍が濃厚の鶴岡も含まれているため、実質は49人。今季、巨人が支配下登録した選手は、震災の影響で4月に退団したバニスターを入れると71人。何と21人のクビを切り、血の入れ替えを断行することになる。
鶴岡を除き、ドラフトで7人、獲得が発表された米大リーグのマシソン(フィリーズ)の計8人と、前出の3人が入団することを想定しても、70人まで「10人」もの補強枠がまだ空いている。
結果が求められる現場の原監督は、もともと補強推進派。昨オフは横浜の村田、メジャー帰りの松井稼、岩村(ともに現楽天)などの獲得を要望したものの、清武前代表が「育成」を理由にはねつけた経緯がある。その前代表は前代表で、今季は10人もの新外国人を連れてきながら、誰一人機能せず、GMとしての能力のなさを露呈。ただ、原監督の「乱獲」のブレーキにはなっていた。その「留め金」が解任され、原監督の希望がことごとく通る体制になったのだ。「あれも欲しい。これも欲しい」とやりたい放題の原監督。21人もの選手が入れ替われば、もはや違うチームも同然だ。2年連続のV逸とはいえ、これでは選手はたまらない。
巨人ファンで漫画家のコジロー氏はこう嘆く。
「一時期言われた『他球団の4番とエースの引き抜き補強』は、ヤクルトからラミレスとグライシンガーを引き抜いた07年のオフ以来封印していました。育成出身の山口や松本が新人王になったことはファンにとってもうれしいことでした。村田や杉内など、他球団の顔だった選手はやはり違和感がある。ホールトンも含め、日本一のチームから左右の両エース、最下位チームの4番打者が入っても、我々はすぐにチャンネルを切り替えられないし、大明神みたいにあがめることは心情的にできない。来年4年目の期待の大田などの若手、中堅選手のチャンスは確実に少なくなるでしょうから寂しいことです」
村田、杉内、ホールトンの総取りが実現しても、巨人の外国人補強はこれからが本番。だが、必ずしもそれがファンの望むことだとは限らない。
元SMAPメンバーの森且行のカレンダーが12月1日、小型自動車競走振興法人のJKAから発売された。
オートレーサーに転身以降は存在自体がタブー視されていた感のある森だが、近年になってジャニーズ事務所との"雪解け"がウワサされている。![]()
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「森は1996年5月にオートレース選手への転身を決めて、SMAPを脱退し芸能活動からも引退しました。相当の覚悟で転身したのは確実ですが、SMAPがいよいよこれからという時期での脱退は事務所幹部の逆鱗に触れた。森が出演するVTRの使用に関しても、ジャニーズサイドの許可以前に、テレビ局サイドが自主規制を徹底していた程です」(週刊誌記者)
しかし、SMAPがデビュー20周年を飾った今年2011年に向け、森を含めた「SMAP再結成」と銘打たれたコンサートが水面下で画策されていたという。
「SMAPのコンサートに森を出演させるという計画は、3年ほど前から極秘裏に進行していました。しかし草なぎ剛の逮捕、また今年に入っては震災の影響などもあり、結局実現には至りませんでしたが」(広告代理店幹部)
この計画はジャニーズ事務所主導のもと、メンバー全員の合意をもってJKAの森サイドヘとオファーするに至ったとのこと。
しかし森は決して二つ返事でOKしたわけではなく、ジャニーズサイドのアプローチや説得が実るまでに、相当の時間を費やしたのだという。森の中にもさまざまな考えや葛藤があったようだが、ついには首を縦に振ったそうだ。
「ジャニーズのメリー喜多川副社長はかつて、森の脱退に関して『そもそもSMAPに森且行という人間は存在しなかった』と言い切っています。それがここ数年、過去の映像などでも一切使用されなかった森の映像が徐々に登場するようになり、またメンバーがテレビで森の話をするなど、明らかな変化も見られていました」(前出記者)
昨年9月のコンサートでは、木村拓哉がMCで突然「今日は森が来てくれています」と発言(既報)。
さらにコンサート翌日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)、今年10月にNHKで放送された『プロフェッショナル仕事の流儀』でもメンバーが森を語るなど、かつてはラジオ番組など限られた場所でしか発言されなかった森についての思い出話が、全国ネットのテレビ番組でも飛び出すようになっていったのだった。
さて、一度は破綻してしまった"再結成"計画だが、広告代理店を通じて極一部のマスコミには情報が流れつつある。
一説には来年にも森のサプライズ出演を含めたコンサートが行われるとも言われているようだ。
「一番のネックは理由付け。グループの20周年ということで企画が立ち上がったわけですが、その翌年では格好がつかない。ジャニーズ幹部も『森が脱退してから20年、SMAPデビュー25周年となる2016年かな......』とこぼしていましたよ」(前出代理店幹部)
一体いつ実現するのかは不明だが、少なくとも水面下では現在も進行しているというこの計画。
ファンはいつまででも、6人のSMAPの姿が見られる日を待ち望んでいることだろう。
ロンドン五輪の代表選考会を兼ねて、12月4日に開催された福岡国際マラソンで、“市民ランナーの星”で公務員ランナーの川内優輝(24=埼玉県庁)が、2時間9分57秒で日本人トップの3位に入り、五輪出場に当確ランプがついた。![]()
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ところが、日本陸連は川内の五輪出場を由とはしていないというのだ。
陸連の河野匡強化副委員長は「日本人特有の粘りを見せ、チャンスで自分から仕掛けて(日本人)1位になった」と一定の評価を与えながらも、並み居る実業団選手を破ったにもかかわらず、「8分台はほしかった。強いか弱いか正直分からない。五輪を考えると内容は厳しい」と激辛コメント。
通常、代表選考会で日本人1位となった場合、その後の選考レースには出場しないことが慣例。
しかし、記録に納得がいかない川内は5日朝の一夜明け会見で、「東京マラソン(来年2月26日)で7分台(自己記録は2時間8分37秒)を出して、五輪に行きたい」と、貪欲により上を目指す意向を明言した。
川内の挑戦には危険もはらんでいる。東京五輪で今回より悪いタイムに終わった場合、その評価が落ちてしまう恐れもあるのだ。
川内の東京マラソンへの異例なチャレンジには陸連も困惑。そこには、陸連の思惑が見え隠れしているという。
ベテランのスポーツジャーナリストのA氏は
「走ることが仕事の実業団の選手を差し置いて、市民ランナーの川内が五輪代表になってしまったら、面目丸潰れです。陸連のホンネは今後の選考会で、実業団の選手が今回の川内の記録を上回ってくれることでしょう。従って、川内に東京マラソンに出られて、好タイムを出されては陸連も困るのではないのでしょうか」と語る。
坂口泰・男子マラソン部長は「恵まれた環境で練習をやっていて川内に負けた。選手や指導者は何かを感じないといけない」と話したが、これは実業団選手に対する猛ゲキ。裏を返せば、「市民ランナーの川内に負けるな!」ということ。
川内は埼玉・春日部高定時制職員でフルタイム勤務。
練習量は実業団選手の半分程度といわれている。その川内が五輪代表に選ばれれば、まさに痛快だ。
マラソン五輪代表選考といえば、とかく物議を醸してきた。その空気を悟った川内はリスクを覚悟の上で、東京マラソンで文句ないタイムを出して、五輪代表を決めたいのであろう。