
寒さが厳しさを増すこの頃、暖房のスイッチを入れ始めた人も多いだろう。
だが、今年は“節電の冬”。11月1日、関西電力は冬の電力不足に対応すべく、12月19日から昨冬よりも10%程度の節電を正式要請すると発表した。エアコンの温度で言えば、設定温度を22℃から20℃に下げるだけで7%程度の節電が可能になるが、室温20℃はちょっと寒い。
そんな今年の冬、ある食べ物が注目を集めている。それは、古くから薬膳などに利用されてきたショウガだ。![]()
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すでに、女子にとっては“冷え性”に効く食べ物の定番として普及している。流通ジャーナリストの金子哲雄さんによれば、最近はその効能が男子にも注目されつつあると「ショウガ」の摂取を薦める。
「エアコンなどのせいで、男性も冷え性の人が増えています。そのため、男性にも需要が高まっているようです。特に震災以降、放射能の問題なども出てきて、日本全体に健康志向が広がっています。化学物質や薬に頼るのではなく、自分自身の免疫力を高めたい。そこで、コンビニやスーパーで簡単に手に入るショウガ加工食品が次々に販売され関心を集めています」(金子さん)
コンビニでも永谷園の“「冷え知らず」さんの生姜シリーズ”など、ショウガを使ったメニューが次々と発売されている。ショウガは基本的にどんな料理とも相性がよいために、色んなバリエーションのものが開発できるのだ。
こんなショウガの使い方知らなかった!?
実際、ショウガ生産量日本一を誇る高知県のアンテナショップ「まるごと高知」では、40種類以上ものショウガ関連食品を扱っている。広報の野戸昌希さん(写真)に男性向けの人気食品を聞いた。
「ウチで一番の人気商品は『万能おかず しょうが』です。醤油などと煮込んであるので、そのままご飯の上にのせて食べられます。あまり料理が得意でない男性にはもってこいですね。あと、レトルトの『生姜カレー』も温めてご飯にかけるだけですから手間がかからないですよ。角切りのショウガがたっぷり入っています。“土佐一”という品種のショウガで野菜として食べるのに向いています」
ほかにも、本格的に辛いジンジャーエールやショウガのリキュール、さらにショウガヨーグルトまでそろえる。
“節電の冬”を迎える今年、男性にも愛好者が増えることで、こうしたショウガを使った商品はますます増えていきそうだ。